3時位に一度目が覚めた。
が、直ぐにまた熟睡。
結局6時位にようやく起きた。
7時半ピックアップということでロビーに行ったが、
やっとこさ迎えが来たのは8時10分くらいだった。
(多分7時半からピックアップを開始するということだったのかも)
旅行会社はReykjavik Sightseeingだ。
青色基調のベンツの小型バスだった。
バスは各ホテルを回りながら乗客をピックアップしていった。
この中でもやはり無料のWi-Fiが完備され、
おまけに座席にはUSBポートもあった。
なんという今時使用。超快適。
また乗車時に端末を渡され、
それには言語設定もあり日本語で、
周遊する各土地の簡単な説明を見ることができた。
観光に力を入れるというのはこういうことかと感心した。
バスはレイキャヴィークからゴールデン・サークルに向かった。
ゴールデンサークルとは、
・グトルフォスの滝
・ストロックル間欠泉
・シンクヴェトリル国立公園
この3箇所のスポットを巡るルートの名称だ。
最初の目的地は、アメリカ・プレートと
ユーラシア・プレートの境界に位置する、
ユネスコ世界遺産のシンクヴェトリル国立公園。
市内からは大体40分位で到着した。
朝は流石に寒い霜も降りていた。
要するに大西洋中央海領が地上で見られる珍しい場所である。
普通はプレートとプレートの生まれる場所は
海底でしか見られないが、
ここアイスランドだけは隆起しており地上で見ることができる。
プレート同士の引っ張り合いで生まれた、まさに大地の裂け目。
アイスランド語ではギャウというらしい。
最初は展望台に連れて行ってもらった。
自分たちのいる手前がちょうど北米プレートで奥がユーラシアプレート。
今でも年間数センチずつ離れているそうで、
アイスランドの国土もちょっとずつ広がっている。
展望台左手に歩いていくとギャウを歩けるよう遊歩道が整備されており、
大地の出産中?に立ち会えます。(動いてるかどうかなんてわかんないけど)
ちなみにこの公園は「アルシング」と呼ばれる
世界初の民主主義の会議が行われた場所でも有るらしい。
壁のお陰で声がよく反響するからココでやったらしいけど、
実際行ってみると本当かいなと思ってしまう。
開かれた場所にはアイスランドの国旗があったが早かったせいもあってか、
ちょうど今から掲げるところだったので特に写真も撮らなかった。
もし一言で感想を言えと言われれば、こう答えたい。
「地球に来たーッ!」と。
よくわからないが、自分では何か言い得て妙に思えた。
そして、進んだ先にバスが待機しており、
少し待っていると青い我々のバスがまた迎えに来てくれた。
その頃には太陽もちょうど昇っていた。