昨晩は地下鉄Golders Green駅から、
バスでちょっと行った所に住んでいる友人の家に泊まった。
夜は快適なベッドで眠る事が出来、調子も良い。
その日はシャワーを浴びる事から始まった。
お茶をゆっくりと飲み、10時前には出た。
朝食は駅近くにある喫茶店で、
イングリッシュ・ブレックファーストを食べる事にした。
皿の両端には三角形に切られたトーストが1枚ずつあり、
真ん中に目玉焼き、ベーコン、豆、
ソーセージといった内容だった。
不味い不味いと言われる英国料理だが、
別に不健康なだけで不味くはない。
野菜が無くベーコンもソーセージもやや塩辛いが、
食べられない味という事も無い。
お腹を満たした後は地下鉄でSouth Kengingtonへ行き、
V&A博物館と自然史博物館を訪問した。
前者は大英博物館と似た趣を持ちながらも、
ファッションの展示では、
各時代の衣装が陳列されており面白かった。
しかし、日本の展示をみているとき、
何かザラリとした嫌な感覚に襲われた。
能面をはじめとする展示物が泣いているようにも感じたが、
特に理由もなくそのように感じた。
後者は標本が4億点もあるらしい。
自然分野では、
阪神淡路大震災時のスーパーを再現するブースがあり、
店内の様子を忠実に再現されており面白かった。
ただ、中国人観光客が飲食をしながら観覧しており、
非常に鬱陶しかった。
ちなみにどちらも入場無料である。
二つの博物館をみた後はハイドパークをのんびりと歩いた。
所々に黄葉がみられ木々が色づき始めており、
サーペンタイン湖には鴨が気ままに泳いでいた。
曇っていた天気も晴れ間が見えてきており、
犬の散歩やジョギングをする人も結構いた。
広々とした芝生をみていると、
かつて大英帝国は世界に、
芝生と午後の紅茶とレインボートラウトを持っていった、
という話しを何故だか思い出していた。
そのままオックスフォード・サーカスで友人と落ち合い、
パブでサイダー(リンゴ酒)を一杯やった。
ゲイの多いSOHOを案内してもらい、
チャイナタウンで少し腹ごしらえもした。
その後カムデン・タウンへ向かった。
ここはかつて馬舎であったが、今はパンクとロックの街。
アンティークのお店やトルコ人だとかの屋台も有る。
多国籍な雰囲気の町は若者で賑わいを見せていた。
ここの美容室はパンキッシュ、服屋も全部パンキッシュ。
ピアス穴は何処にでも開いている。鼻でも舌でも開け放題。
アフリカの少数民族も顔負けだろうと思った。
ビールを飲んでから友人宅へと戻った。
今日はプチホームパーティーで、
料理は友人が振る舞ってくれた。
友人の友人も少ししたら到着し、5人で食事をした。
話しも弾み今後の旅行でチェコへ行く事を告げると、
友人の友人はクトナー・ホラは骸骨祭りでヤバい!
と教えてくれた。うん、是非行こう。
料理は料理で魚介類をふんだんに使っており、
非常に美味しくワインを飲む手が止まらなかった。
お陰で後半は旅行の疲れもあってか、
モーレツな眠気が出てしまい、非常に難儀した。
眠い。
2017-10-21
文章うまぃっ! 楽しみに読むよ~
2017-10-25
是非にお願いします。