欧州の旅#7 小便小僧


ブリュッセルに着いた。
ロンドンのATMでユーロが下ろせなかったので、
ブリュッセル南駅構内にある、
ATMで下ろしに行くも、何故か下ろせない。
JCBもVISAもダメな上に普通のATMと違い、
70€スタートで10€ずつ上げて行く仕組みなので、

後ろの人にどのくらい下ろしているかが、
もろに分かってしまうという不親切な設計。
他の国のように100,200,300といった具合な、
選択方式の方がよほど使い勝手が良い。
結局下ろせなかったので、
両外所へいくと手数料で10€も取ると言う。
仕方なしに最後の手段として、
国際キャッシュカードを試すとすんなり下ろせた。
全くの謎。
悪戦苦闘をした割には、
アムステルダム行きのチケットはすんなりVISAで買えた。
真っ赤なタリス(ベルギーの新幹線)でなく、
ローカル線を23.8€で購入。
窓口のおっちゃんはかなり高圧的な感じがして嫌だった。
ようやく動けると安堵して地下鉄へ向かったが、
小額紙幣を持ち合わせていないので、
行列のできていた窓口に並び、50€紙幣を提示すると、
丁重に断られた。
仕方なしに来る途中にあった
ベルギーワッフルのお店で腹ごしらえ序に崩そうとするも、
ここでもお断り。
巡り巡ってサンドウィッチ屋さんで崩す事が漸く出来た。
全く骨が折れる。
こんなにも円滑に物が進まないとは…。
ほとほと疲れたところで地下鉄に乗るまえに、
地元の人にここに行きたいと地図を見せると、
地下鉄でなく普通の列車で行った方が早いと言われた。
少々混乱したが、結局地下鉄で移動する事とにした。
なぜロンドンと違いここまで難儀せねばならんのかと
考えているうちに目的の駅に着いた。
外に出ると今度は、
工事中で通れない道があったりの踏んだり蹴ったり。
結局宿に着いたのは14時近く、
3時間程もふらふらしていたらしい。
この宿はユースホステルで昼休憩のため、
午後は14時からしか開いていなかった事が
せめてもの救いだった。
到着したとき、たまたま日本人の女の子がいて、
あまり情報を持っていなかったので色々と訊くと、
小便少女の居場所もご存知だという。
一緒にちょっと廻ろう。
そういう事になった。
少々小雨が降っていた。
ベタに小便小僧、少女を拝み、

世界一綺麗な広場だと言われているグランプラスを見学、
といった具合にブリュッセルの町を廻って、
ワッフルも一応食べておいた(チョコレートもかけて)。

街にはエルジェの代表作である、
タンタンの絵が建物の壁だとかあちこちに描かれていた。

とりあえず金持ちな街だという事は良くわかった。
ゴディバなんかも売れる訳だ。

夜はベルギービールのレフを飲み、

くりくりした目がかわいい店員さんがいる、
トルコ料理屋でドネルケバブを食べた。

グランプラスのライトアップを一目見てから宿に帰った。

部屋に戻るとすでにそう晩くないのに
全員就寝しているので自分も早々と床に着いた。


左利き(酒飲み)で旅好きなアラサー男子。 猫好きのバイク乗り。 カワウ速報の由来はカワウソに似ている、 ということをきっかけにカワウソ推しになったからと、 単純にダジャレを使いたかったから。

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