結局の所テオティワカンの観光に2時間以上費やした。
もっとじっくり観たい人や
脚力に自身がない方は3時間くらいみておいたほうが良さそうだ。
帰りは、月の広場から西に行ったところにも
バスが停まるので
お土産屋さんをすり抜けて
その辺にいた人にバスが停まることを確認するとしばらく待機した。
バスは程なくして来たので、
帰り分のチケットを見せて乗車した。
右側の座席に腰をおろした。

行き同様カラフルな街並みや、
丘をつなぐロープウェイを眺めながら
14時を過ぎたくらいに
メキシコシティ北バスターミナルに到着した。
到着するとすぐに明日はメキシコシティを離れようと考えて、
グアナファト(Guanajuato)行きのバスチケットを扱っている
バス会社を探した。

ちょうどカウンター後ろの看板に
Guanajuatoの文字を見つけ、
価格を確認すると665ペソだった。

1ペソが5.7円ほどなので日本円で3800円くらいか。
メキシコシティ―グアナファト間で約350km程度なので、
東京―名古屋間の距離と同等となる。
JR東海バスの最安が2400円ということを考えると
結構高いなと思った。
日本の場合は新幹線もあるから、
競争原理が働いているからだろうが、
実はメキシコも飛行機のほうが行く場所にもよるが、
安い場合が多々ある。
今回は距離が中途半端すぎるのでバスで行くことにした。
窓口のお姉さんにマニャーナ(スペイン語で明日)と
グアナファトの地名と
一人であるというこでウナペルソナと告げた。
お姉さんがキーボードを小気味よくタイピングすると、
画面に出発時刻がずらりと表示された。
始発は6:00からの運行で夜行便まであるようだ。
昼過ぎくらいには到着したいと思ったので、
第2便8:40発のものを選び、代金を支払い発券をしてもらった。
にっこりと気持ちの良い笑顔でチケットを手渡してくれた。
所要時間が4時間半程なので、
明日の13時過ぎには到着しているだろう。
朝食からは飲まず食わずだったので、
バスターミナル内の売店で缶スプライトを買って一気に飲み干した。
うますぎる。

一息つけたところでメトロで移動して
2度の乗り換えを経て、
ベジャス・アルデス宮殿(Bellas Artes)駅で降りた。

一駅隣りのアジェンデ(Allende)駅の方へ歩いていくと
古本市をがあったので、通り抜けてみた。
読めそうな本はなさそうだが、そこの雰囲気が好みだった。

昨晩観たが明るいうちにもう一度と思い
タイルの家ももう一度観てみた。
昼は昼でよく見えて美しかった。
墨と玖#8 Salon Corona参照

タクバ通りを東に向かって歩くと、
アジェンデ(Allende)駅手前にある、
カフェ・デ・タクバ
(cafe de Tacuba)というカフェの前まで来た。
時計を見ると既に時刻は15:30を回ろうとしていた。
