太陽のピラミッドを登りきり、
死者の道(大通り)のゆるい傾斜を進んだ。
あと700メートル程度の道のりだ。
この大通りの傾斜も一説によると
月のピラミッドを起点に南へと流れるプールであり、
地震計測器の役割を果たしていたなんて言われている。
途中、人だかりができているところに行くと
第17号基壇の壁画がある。
ジャガーの壁画で
頭部は残念ながら損失してしまっているが、
比較的保存状態が良い。

爪もしっかりと見える。
アステカ神話にはテペヨロトルという
ジャガーの容姿をした地震の神様がいる。
アステカ文明以前の絵だろうから
それとの関連性もよくわからない。

いよいよ月のピラミッドと対峙した。
イメージはもはや”ジョジョの奇妙な冒険”の冒頭、
族長のイメージが非常に強い。
ここで石仮面を被って美女の返り血を浴びたんだなと。

軽い興奮状態が冷めないまま
48段ある階段を一息で登った。
相変わらず段差は急で
ひいひい言いながら登る観光客が結構いた。
登れるのは中央までだが、太陽のピラミッドがよく見えた。

上から階段見下ろすと結構急で
なかなか好みのアングルではあった。
下りのほうが怖く、
おっかなびっくり降りていく人が多かったが、
その横をぴょんぴょん跳ぶように駆け下りたので、
目のあった観光客は笑っていた。

月のピラミッド手前の広場は月の広場と呼ばれ、
ここからピラミッドに続く
深さ10メートルの地下が数年前に発見された。
そこから埋蔵された遺体を発見調査の結果、
生贄にささげる儀式のためだったということが
わかっているそうだ。
なので月のピラミッドを
死のピラミッドと呼ぶこともある。
関係のないことだが、
最近は流行りのプロジェクションマッピングを使った
ナイトショーがこの遺跡でも開催されているようだが、
個人的には街のビル群等でやるのはまだ良いけど
遺跡にまで持ち込むのはどうかと。
百歩譲ってライトアップくらいにしといてほしい。
プロジェクションマッピング自体はダサくないけれど、
使い方のダサささを日本でたくさん見てきました。
とりあえず話題だから使いましたという
体裁のものは今後消えていくんだろうが。
それにしても妄想が止まらないテオティワカンの遺跡。
はるか昔この地に一体何があったのか、
アステカの神話で4つの時代が滅び今は第5番目の時代で、
どれも大災害で終焉を迎えているらしい。
2013年8月に気候システム系の阿部彩子准教授らは
10万年周期の氷期-間氷期サイクルのメカニズム
があるという内容を発表した。
深読みして関連付けると、
4つの時代=40万年前ということになるんじゃないか。
北京原人が火を使ったのが50万年前で、
旧人類が50〜30万年前くらい、
新人類の誕生が20万年前、
でも旧人類のほうが脳は大きく、
現在の人類よりも大きめ。
でも脳が大きいと使うエネルギーも多いから、
食糧難などでは先に死ぬ。
妄想は止まらない。
帰国したら代々木公園のケツアルコアトルにも会いに行こう。
2020-02-16
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2021-01-12
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