昨日洗濯した衣類は全て乾いていた。
窓もない部屋なのに、おそるべし砂漠地帯。
そして固かったうんこが嘘みたいに柔らかくなった。
おそるべしウイグルヨーグルト。
というか自分の身体そのもの。
西域とカシミール#6 なんでもない
文字通り死にそうな状態でクチャに到着。
まさに憔悴という言葉がぴったりだった。
とにかく風呂に入りたいと心底思う。
草臥れた。
西域とカシミール#5 大陸的鉄道服務
トルファンからクチャへ向かう列車は空調無しの上に無座だった。
早い段階で空くと思ったが全く空かなかった。
知らない人の為に明記しておくが、
中国の硬座(二等)は座席分を売りつくすと、
今度は立ち席を販売する(無座)。
勿論料金は同じ。
西域とカシミール#4 遺跡へ
トルファンの郊外観光にはそれなりのお金が掛かってしまうことを知っていたので、
他の旅行者(特に日本人)を探してはいたが、
自分の考える条件に当てはまる人間が一人としていなかったため、
到着日の翌日急遽乗り合いのツアーに参加することにした。
西域とカシミール#3 砂漠のオアシス
このままでは気が沈む一方だったから、
逃げるようにしてウルムチを離れた。
ウルムチはウイグル人より既に漢族の方が多くなっちゃっているから、
彼らは自分の国に居ながらにして少数民族と化してしまっている。
なんとなくそのまま続きの中国という感じが強く、
ウイグルに来たという感じがあまりしなかったのも本音だった。